INSPECTION

機器点検について

入荷してくる中古医療機器は、何かしらの不具合があるものです。
前に使用されていたご施設にて問題なく動作していても、次のお客様へ安心してご使用頂くにはチェックが必要です。まずは現状を確認する事から始めます。
点検後、不具合箇所を整備しお届けします。

本体接続

スコープをシステム本体に接続し画像にノイズなどの不具合がないかチェックします。

操作部液漏れ交換

操作部のスイッチ部分に動作不良がないかチェックします。液漏れがあれば交換が必要になります。

対物レンズ部

対物レンズ、LGレンズに傷があると配光性や水切れに影響します。先端レンズ部の交換が必要になります。

コネクタ交換

コネクタ部分の水被りや接点金属部分の腐食は通信の妨げになります。コネクタ部分の交換が必要になります。

洗浄器(ピンホール)

ピンホールや鉗子チャンネルに破れがないか、洗浄器の漏水チェック機能にてチェックします。

洗浄器(軽度の送気送水不良)

軽度の送気・送水不良は超音波洗浄を実施する事で解消されるケースもあります。

挿入部蛇管交換

挿入部の湾曲角度が緩んでいると噴門部の観察などに影響します。角度調整や蛇管部の交換が必要になります。

シリンダー削れ

吸引シリンダー内が削れていると吸引圧がかかり続け、胃・腸内の膨らみが悪くなります。

ユニバーサル交換

光源接続側のユニバーサルコード。消毒液による劣化によるべたつきや傷は交換が必要です。

グリップ交換

検査には支障はありませんが、消毒液による劣化や使用中の傷が多数あれば交換可能です。